奇跡のリブ/MILK
昨日書いた、パンツの修正ミーティングの時に、
修正にあたって素材を一部変えてみたい、
ゴムのところをリブにしたい、という話をしていたんですが、
その時にアパレルの企画Mさんが
「あ、この素材どうですか?」と見せてくれた、リブ素材。
(時々ジャンパーとかの袖口や裾についてる、伸縮性のある素材)

見た目は普通のリブ。
でも触ってみるとこれが絶妙な弾力&糸の太さ。

「これ良いですね!うん、これで作ってみます」
と言ってたら

「コレねえ、私たちの間で『奇跡のリブ』って呼ばれてるんですよ」

何ですと!?

「開発してるのをずっと見てたんですけど、すごく苦労してて、
がんばって作っただけあって、良い素材なんです!」と。

リブは別の専門メーカーさんが作ったものらしいですが、
今回は時間がなくて詳しいお話は聞けませんでした。

奇跡のリブ、気になる…。
ファッション農業の服に使えるかどうかはまだ分かりませんが、
機会があったら開発秘話を聞いてみたい素材です。
というか、使いたい。



ところで今日、映画「MILK」を観ました。
アメリカに実在した世界初のゲイの政治家、ハーヴィー・ミルク氏の映画です。
マイノリティの権利のために活動を続けたミルク氏の、
1978年に暗殺されるまでの最後の8年間を描いています。
主演のショーン・ペンの笑顔がものすごく素敵。
脇を固める個性的な人物たちも魅力的です。
泣きました。

劇中のミルクの台詞がとてもすばらしかった

希望だけでは生きられない、
でも、希望がなければ人生に生きる価値などない


ありがとうMILK、泣いちゃったけど、げんきでたよー
by fashion-nougyou | 2010-10-16 22:38 | デザインとその周辺
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